リズム
ひたすらひたすらひたすら歩く。
1日7時間も歩くことなんて、この先そうそう無いだろう。
しかもそれを一カ月休みなく続けるなんて、もう二度と無いんだろうな。
歩くことはリズムです。
自分の心地よいリズムで歩き続けていると、
瞑想状態のようになって、普段感じない喜びを感じたりする。
背負った荷物は耐えられないくらい重くなってくるけれど、
それでも歩みを続けると、いつの間にか肩の痛みを忘れ、思考がクリアになってくる。
いろいろと考えが巡る。
昔の思い出。昨日出会った人のこと。しばらく会っていない誰かのこと。これからのこと。
ひたすらに歩くというのは、考えを巡らせる絶好の機会になり得るんだな。
そんな自分のリズム。
でも今回は2人のリズム。
自分の歩調で進んだら、祥が苦しい。
「速すぎる。もっとゆっくり歩いてよ。」
祥の歩調で進んだら、こっちが大変。
「もう少し速く歩こう。歩きづらいよ。」
どちらか一方のリズムに合わせるのではなく、
2人のちょうど良いリズム。
お互いが心地よい歩調。
一カ月一緒に歩いて、なんとなく2人のリズムがわかってきた。
でもまだ時々、歩調が違ってくる。
協調するのって、結構難しいものです。
これって今後の夫婦生活にも言えるんじゃないかな。
今日はそんなことを考えながら歩いてた。