コミュニティハウスに住む|ポートランド、共有するDIY
ハワイ島の滞在を終えて、アメリカ本土へ。
次の街、ポートランドに来ています。アメリカ西側オレゴン州にある都市。(この街についてはまた後で書こうかな)
着いてから数日間、コミュニティハウスに泊めてもらいました。
日本でいうシェアハウス。ここは一軒の家に5部屋、6人で住んでいます。
ホストしてくれたウルスラをはじめ、ここに住むみんなは一人ひとり個性的。アーティストだったり、ミュージシャンだったり、旅好きだったり。男性も 女性もカップルも、20代も40代もミックス。ただ、GMOに反対だったり、地産地消に関心があったり、ある程度暮らしの価値観が同じ人たちが集まっている。
シェアハウスとコミュニティハウスの定義はわからないけれど、勝手な解釈をすれば、同じ価値観があることによって、それぞれのスタイルが一つの家で成り立つのがコミュニティハウスなのかな。
生活のリズムはそれぞれ違うから、一緒に食事を取る必要も無く、平日は必要以上には馴れ合わない。けれど、裏庭では協力して野菜やハーブを育て、鶏を飼っている。また、週に一回は全員参加のミーティング。
すごいと思ったのが、これらがしっかりと廻っていたこと。
それぞれ忙しさが違う個々の生活がある中で、共同の取り組みにみんなが参加している。負担が偏りがちな家事や家の仕事が、バランスよく保たれている。明確な線があるわけではないのに、プライベートも確立されている。
大学生の時、自分もシェアハウスに住んでいた。形は似ているけれど、完成度は全く違った。
きっとそれは一人ひとりが自立していなかったから。「自立」があることでこんなにも違うんだな。
誰かに頼りたいから一緒に住むのではなく、自立した人同士が一緒に住むことで、協力し、協調して自分と相手の暮らしに彩りを取り入れる。
そんな暮らしもいいなと思った。日本に帰ったら、取り入れたい要素。僕と祥の頭に一緒に住みたい仲間の顔が浮かんだ。