世界の市場巡り②|中央アジア編
キルギスタン、ウズベキスタン、イラン。
スーパーマーケットが世界中でポピュラーになった今、
それでも中央アジアでは、まだまだ市場の方が活気に満ちています。
言葉が通じなくて、欲しいものが買えなかったり、ボラれたりもするけれど、
その国の暮らしがとても良くわかる場所。
キルギスタン
長い間滞在していたインドでの食事にちょっと疲れた頃、次に向かったのがキルギス。
着いてしばらくは、嬉しくて、毎日献立の話ばかりしていました。
インドでは食べられなかった肉が、豊富に並んでる!
穀物の種類も豊富!
日本と同じ種類の米もあって、久しぶりの白いご飯に感動していました。
ドライフルーツやナッツ類も豊富。特にナッツは結構値が張るけど、こうやって並んでるとつい欲しくなります。
食品市場に負けず、衣料品や日用品の市場も、人がいっぱい。
靴や服コーナーは中国の量産品が幅を利かせていて、ちょっと退屈。
ウズベキスタン
ウズベキスタンを旅したのは、5・6月。ちょうどいい陽気の中、季節の果物で彩られる市場が印象的でした。
屋根のある広い空間で、各々持ち寄った商品を並べています。
イラン
イランはどこの街に行っても旧市街の中心にバザールがあります。
レンガ組みの古い天井が印象的な通路に、ずらりと並ぶ店舗。八百屋、肉屋、スパイスなど食品から、絨毯、絵画のお店までなんでも揃います。
かなり長く枝分かれしているので、迷路のよう。
通路が狭い上に人が多い。しかも気に入った店を見つけても、一度離れると場所がわからなくなってしまったり。散策をするにも本気で挑まないといけません。
イスラム圏の国々の市場、日本では目にしない商品ばかり。中には使い方も想像つかない物も多く、見て歩くだけでも新鮮。
外国人だからと高く売ろうとしてくる市場もあったり、買わなくても親切にいろいろ説明してくれる人が多いところもあったり。
お客さんの様子を見たり、お店の人と話したり、値段を聞いたり。
市場から、その国に住む人たちの人柄を見るのも楽しいです。