世界の市場巡り②|中央アジア編

キルギスタン、ウズベキスタン、イラン。

スーパーマーケットが世界中でポピュラーになった今、
それでも中央アジアでは、まだまだ市場の方が活気に満ちています。
言葉が通じなくて、欲しいものが買えなかったり、ボラれたりもするけれど、
その国の暮らしがとても良くわかる場所。

キルギスタン


長い間滞在していたインドでの食事にちょっと疲れた頃、次に向かったのがキルギス。
着いてしばらくは、嬉しくて、毎日献立の話ばかりしていました。

インドでは食べられなかった肉が、豊富に並んでる!

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赤みのお肉を買ってみたら、カモでした。脂身が多くて美味しかった。

穀物の種類も豊富!
日本と同じ種類の米もあって、久しぶりの白いご飯に感動していました。

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名前は読めないけど、値段は読めるから選びやすい。
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穀物を売るおばちゃん。鳩が狙って来るけれど、その度に座ったまま素早くハタキで追い払う。

ドライフルーツやナッツ類も豊富。特にナッツは結構値が張るけど、こうやって並んでるとつい欲しくなります。

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例えば高価なピスタチオで1kg約2400円(1600ソム)

食品市場に負けず、衣料品や日用品の市場も、人がいっぱい。
靴や服コーナーは中国の量産品が幅を利かせていて、ちょっと退屈。

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ここの市場の構造は面白い。コンテナを積み上げて、店舗にする。
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閉店時は、商品を中に入れて、こうなる。

ウズベキスタン


ウズベキスタンを旅したのは、5・6月。ちょうどいい陽気の中、季節の果物で彩られる市場が印象的でした。

屋根のある広い空間で、各々持ち寄った商品を並べています。

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サマルカンドのシヨブバザール。
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旬のチェリーは、キロで買っても100円しないぐらい。
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売り手も買い手もカラフルな衣装とほっかむり。
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小腹が空いたらサモサ。中には玉ねぎ、ジャガイモや肉などの具。クミンが効いてて美味しい。

 

イラン


イランはどこの街に行っても旧市街の中心にバザールがあります。

レンガ組みの古い天井が印象的な通路に、ずらりと並ぶ店舗。八百屋、肉屋、スパイスなど食品から、絨毯、絵画のお店までなんでも揃います。

かなり長く枝分かれしているので、迷路のよう。

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ハマダーンのバザール。

通路が狭い上に人が多い。しかも気に入った店を見つけても、一度離れると場所がわからなくなってしまったり。散策をするにも本気で挑まないといけません。

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バザールの中も、商品の種類ごとにエリアが分かれています。ここは八百屋バザール。
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旬だったのが、メロン。山積みメロンをよく見かけて買っていました。一個100円ぐらい!安い!
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スパイス。綺麗にデコレートされてる。
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乾燥させた木の実や花。お茶用かな?
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ピクルス屋さん。保存が効いて美味しいので、よく買ってました。
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オリーブ屋さん。オリーブだけでも何種類もあります。
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チーズ屋さん。豆腐みたい。
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絨毯エリア。食料品のエリアと比べると閑散としています。
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絨毯屋のおじさんたち。商売っ気が無く、売り物の絨毯の上に座ってゆんたくしています。
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こちらは、公園で開かられている蚤の市。ガラクタに見えるけど、、お客さん多い。
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蚤の市の横では、チェスに興じるおじちゃんたち。

イスラム圏の国々の市場、日本では目にしない商品ばかり。中には使い方も想像つかない物も多く、見て歩くだけでも新鮮。

外国人だからと高く売ろうとしてくる市場もあったり、買わなくても親切にいろいろ説明してくれる人が多いところもあったり。
お客さんの様子を見たり、お店の人と話したり、値段を聞いたり。
市場から、その国に住む人たちの人柄を見るのも楽しいです。

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