旅について 2

旅の目的は心が踊るから。

 

それだけで十分な理由だし、それ以外には無い方がいい。

って気持ちもある。
一周目の旅は、そう思って目的を持たなかった。

 

今度の旅はしょうとふたり。
今度は二人の将来に繋げる旅がしたいと思う。

 

目指す未来は暮らしを紡ぐこと。

衣食住を自分たちの手に、少しずつ戻すこと。
先人の知恵や技術、つまり伝統を受け継いでいくこと。
染織、食と農、建築、音楽。それらがどんな風に暮らしに寄り添っているのか。

これから紡ぐ自分たちの暮らしにどんな風に組み込まれていくのか。
世界の暮らしを知って、これからの自分たちのあり方をもう一度見直したい。

 

だから今回の旅は、いくつかの場所に少しずつ留まって、暮らしをしたいと思います。

 

その村の流れの中で歩いて、

その町のリズムに合わせて働いて、

その島の空気で呼吸する。

そんなスタイルも取り入れようと思うのです。

 

二つ目。これからの糧として。暮らしに繋げる為に。logotatsuya-01

シリアの遺跡の街は、カメラが珍しかったみたいで、道で遊んでた子たちが、家に戻っておめかししてまた出てきた。(2010年)
シリアの遺跡の街は、カメラが珍しかったみたいで、道で遊んでた子たちが、家に戻っておめかししてまた出てきた。(2010年)

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