ポートランド食巡り|こだわりのご飯と麦酒と珈琲と

ポートランドに来て、幸せな理由の一つ。ご飯とビールが美味しいこと。

そこそこ…どころか、思わず笑顔になっちゃうほど美味しい!そんなお店がごろごろしている。

まず、SW地区 LardoのDirty Fries。ネーミングの由来は、見た目が汚いからだって。

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ポテトフライにベーコン、ピクルス、チーズを絡めたもの。手が止まらない。$7也。ビールは1パイント$5。

店員さん「どこから来たの?日本?日本大好き!」それだけで心がほぐれる。
Lardo  :  http://lardosandwiches.com

 

NE Dekum st.のTamale Boy。
中庭の席が開放的。料理は見た目も味も、最高。店内は地元アーティストによる壁絵。
Tamale Boy  :  http://tamaleboy.com

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トウモロコシの皮ラップとバナナの葉ラップ。$3〜4each。

 

満腹になったら隣のBassoto Gelatoへ移動。イタリア人夫婦のこじんまりとしたカフェ。コーヒーとジェラートを注文。
Bassoto Gelato  :  http://bassottopdx.com

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ジェラートはダブルで$3.5くらいだったかな。

 

そして、本気でジェラートが食べたくなったら、Salt&StrawへGo!ボリューム満点だから、Split Singleで2種類チョイスしたら二人でちょうど良い感じ。店員さんのアイデアで、ちょっと変わったメニューが定期的に考案される。ブルーチーズとか、バルサミコ酢とか。ここも地元の素材にこだわっている。
Salt&Straw:http://saltandstraw.com/

毎日お店で焼いてくれているワッフルコーン。後ろのお兄さんのオススメはブルーチーズ味でした。
Honey LavenderとSea Salt w/ Caramel Cream。ダブルで$6くらい…美味しいけど高い。

 

散歩していて偶然見つけたP’s & Q’s Market。食料品とデリも兼ねたダイニングバー。木を基調としてリノベーションされた落ち着いた店内。自家製のソーセージやハム、パンが自慢。売っている食材もローカルもしくはオーガニック。
P’s & Q’s Market  :  https://www.facebook.com/pages/Ps-Qs-Market/301608186633044

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犬の散歩がてらの夫婦、友だちのお祝い、家族連れ。混みすぎず、でも途切れず。丁度良いタイミングでお客が引っ切りなしに出入りしている。
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ビールと自家製ソーセージとサンドイッチとポテトフライで$27。

 

 

毎回、これでもか!っていう渾身の一品が次々と出てくる。そして基本的に量も多いから、二人で半分こ。

しかも、多くのお店が「地元の素材を使っていること」にこだわっている。ポートランド、またはオレゴン州産で生産されたものを仕入れて、地元のビールやお酒を用意している。

 

次はビール!

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ポートランドはクラフトビール(地ビール)が有名。誰もバドワイザーを飲んでいない。市内の醸造所の数は世界一だそう。
たいがいの醸造所がパブを併設していて、フレッシュ?なビールをサーバーから注いでくれる。平日でもお昼からビールを一杯、なんて光景もよく見かける。(みんな、いつ仕事してるんだろう?)

NEにあるBreakside Brewery。
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週末は人で溢れかえっていて、注文するのに1時間かかるらしいけど、平日の早めの午後はお客がほとんどいない。風が吹き抜ける、開放感のある店構え。

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ハッピーアワーだったから1パイント$3.75〜♪

お店に入り、メニューを呆然と眺めて、立ち尽くしていると、「どんなのが食べたい?説明しようか?」と店員さんが声をかけてくれる。
「ビールは重いのと軽いの、どっちが好き?じゃあ甘いのと、苦いのだったら?私が好きなのはこれで、人気があるのはこっちよ!味見してみる?」
次々と試飲グラスを持って来てくれる。
Breakside:http://www.breakside.com/
自分のお店の食べ物が美味しいって自信を持っている。メディアで紹介されててもされてなくても、そんなの関係ない。そこで働いている人が、お店を訪れる人が、みんな美味しいって知っている。
客層なんて関係ない。男一人で黙々と大きいサンドイッチにかぶりついていたり、老夫婦がグラスビールでおしゃれに乾杯していたり、家族連れで賑やかにお皿をつついていたり。

美味しいもの/良いものを、手放しで賞賛し、それを幅広い年齢の人たちで共有している。それがポートランドの良いところであり、強みなんだと思った。

その良い例が、フードポッド。ポートランドのあちこちに、フードカートが10台ほど寄り集まったスポットが点在する。

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フードカートとは、小さなトレーラー屋台。レバノン、地中海、タイ、インド、イタリアン、アメリカン、世界各国の料理が勢揃い。ベジタリアンに対応しているところも多い。
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ここはレバノン料理の屋台。
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これはエンチラーダ。各屋台$6〜8でボリュームたっぷり、ずっしりと重い。しかも美味しい!(でも二人で半分こだとちょっと足りないかな…)

 

ランチタイムや週末は、人で溢れかえる。これだけ多種多様な文化の人たちが集まるのは、アメリカのすごいとこだと思うし、それを一種のカルチャーとしてしまうのは、ポートランドの良さなんだろう。「美味しければ、スタイルは屋台でも、どこの料理でも構わない」って。

 

最後に、コーヒー!
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サードウェーブコーヒーの引き金となったStumptown Coffee Roasters。
DSC_5921単一の種類の苗木、生産地、処理方法の豆こだわって、その土地の持つ特徴を最大限に引き出す浅煎りコーヒー。また仲介業者をはさまず、豆生産者と直接取引し、Sustainableな関係を築く。
それを基本理念とした自家焙煎コーヒー店が、Stumptown以外にもたくさんある。
しかも「え?日本ではコーヒー飲みたくなったらスターバックス行くの?本気?」と苦笑されるほど、レベルが高いお店がごろごろ。

その中でも、Coava Coffee Roastersは感動する美味しさ!

コーヒー$3。ステンレスドリップ。後味が甘い。富士山のようなMt. Hoodからの新鮮な水を使っているからかな?後ろではCoavaの豆講習。
ガレージロースターから出発したオーナーは、土や農法を勉強し、旅をして豆を見つけている。年に数ヶ月は生産地へ赴き、生産者を手伝ったり相談したりしていてアツい。

Coava Coffee  :  http://coavacoffee.com

ただ、物価が高くて、滞在後半は出費に敏感。コーヒーを飲みに行ったら、その代わり食事はひもじい自炊をするはめに。交通費節約のため、自転車を往復2時間くらい漕いでいくため、美味しいもの食べても太らない 笑

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4 thoughts on “ポートランド食巡り|こだわりのご飯と麦酒と珈琲と

  • 2015-05-23 at 10:17 PM
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    ぐるめ〜ん!
    おいしさ伝わり舞う!

    Reply
    • 2015-05-25 at 11:22 AM
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      伝わった?笑
      ポートランドのお店は、完成度が高いな〜と思いました☆

      Reply
  • 2015-05-24 at 9:19 PM
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    ビール美味そう…

    Reply
    • 2015-05-27 at 6:06 AM
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      嗚呼、ここにトシちゃんがいたら、毎日ハッピーアワーに行ったのに。でも物価が高くて白目むきそう。

      Reply

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