大切な日
みなさまへ、報告、ふたつ。
①本日、達哉と祥は夫婦になりました。
そして、
②二人とも仕事を辞め、来月から一旦沖縄に戻ります。
(詳しくはまた後日。)
3月11日
冥福と、日常への感謝を祈る日。
そして、
これからは未来への希望を祝福できる日にもなるように。
この日を選んだのは、不謹慎かもしれません。けれど、3.11は二
人の価値観に大きく影響している「大切な」日です。
家族や、仲間や、自然や、地域、伝統。
愛とか、感謝とか、
当たり前に大切なことを大切にできる暮らしがしたい。
以前から漠然と心にあった想いが、
あの日を境に一層強くなりました。
何かを犠牲にして作られた豊かさじゃなくて、
足りるを知ること。
誰かを苦しませて得られた快適さじゃなくて、
みんなで分かち合う幸せを。
できるだけ、自分たちの力で暮らしたい。衣食住を回したい。
祥が染織りの術を身につけて、達哉が家を建てる。仲間と穀物や
野菜を育て、自分たちの食事を自分たちでつくる。
そんな考えを持って、堪えて、耐えたサラリーマン期間。
振り返れば、多くの学びがあって、大切な2年間だったけど、
やっぱり長かったなー
ようやく、ここから新たな船出です。
ポーカーフェイスは得意だけど、
本当は、
新しいドアを開く時、いつも不安で、震えます。
でも、これからは隣で一緒に歩いてくれる人がいる。
仲間もいるし、応援してくれる人も。
なんと心強いことか。なんと恵まれていることか。
ありがとう。
歩みたい未来は、華やかで進展的なものではなく、
日々の生活そのものが営みの、そんな暮らしを紡ぐこと。
楽ではなくても愉しい生き方。
将来の夢は、
ドレッドで種を蒔くおばぁと
アフロで畑を耕すおじぃです。
keep calm and carry on.
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